ニュートラルファクトリーより、テーブル天板制作の現場です。
ここまでの過程はこちらのブログに↓
ジョイントされて一枚の点板になったブラックアッシュ。
まだ木材らしい表情をしている天板を、丁寧に磨き上げていきます。
機械は使いますが、木の状態を感じ取りながら、一枚づつ手作業で行っていきます。
お客様からのオーダーである今回のテーブルは、小口と木端部分にこのような飾り加工を施しています。トリマーという機械を使って、4辺を削り取ります。
トリマーで4辺を加工した後、天板同様きれいに磨き上げていきます。
細かい作業です…。ブイーっという音がファクトリーに響きます。
滑らかに仕上がりました!
このような飾り加工を施すと、雰囲気がぐっと変わりますね。
木目と相まって美しいです。
職人さんが手をかけることで、製材された木材に新しいモノとしての命が宿りました。
今回のこのテーブルはまだまだ終わりません。次はこちらを磨きます。
面・小口など丁寧に素早く磨き上げます。
↑この不思議なかたちの箱はなんでしょう。奥に見えるモコモコの箱はなんでしょう。こちらはモールディングとよばれる装飾材。それを組んで、テーブルの天板の一部にします。今回はやや複雑なつくりですね。写真は何枚分かの材が積み上がっているところ。
↓こちらは、磨き上げられた先ほどの天板が積み上がっているところ。
横から見る木目おもしろい…。
木材がテーブルになるまで…。まだまだ続きます。
いくつもの工程を経て、長く使い続けられる家具になっていくんですね。
人の手で作られたものには、人の思いも少なからず宿るのではないかと思います。家具は人と供に暮らしにあるもの。手にした時の感覚、佇まい、きっと感じるのではないでしょうか。
-COCCO-
NEUTRAL WORK STUDIO HOUSE(加賀)
石川県加賀市大聖寺南町ト40-1 2F