オーダーキッチン
リノベーション住宅の、オーダーキッチンとカップボードのデザイン・製作・取付施工をさせて頂きました。
元はクローゼットたった場所をキッチンにリノベーション。
閉じられた狭い空間ですが、キッチンにすると、造作のカップボードとの導線距離もちょうど良く作業のしやすい空間に。
自分だけの空間として、料理に集中できそうな場所ですね。
ヴィンテージっぽい雰囲気で、鉄や古材を使った感じのものに…と、お客様のイメージがはっきりしておられました。
古材を使うとラフになりすぎるので、色味も限られたものになってくるので、弊社独自のアート加工を施したヴィンテージウッド仕上げの面材にしました。
面材:タモ無垢材/タモ突き板(ヴィンテージアート加工)
タモ材にうずくり加工を施した後、独自の塗装でヴィンテージ感のある質感に。
取っ手は付けず、手掛けのみでシンプルに仕上げてあります。
ミーレの食洗機。こちらの面材もヴィンテージ加工のタモ材に。
キッチン天板:モールテックス
薄塗りの左官材で、コンクリートのような質感に。
モールテックスは、キッチン本体据付後に左官屋さんが仕上げます。
吊り棚:アイアン焼き付け塗装
アリアフィーナのレンジフードに合わせた色で、サビに強い焼き付け塗装を施しています。
エキスパンドメタルに構造体のブレスで、よりヴィンテージな雰囲気に。
カップボード
面材:タモ無垢材/タモ突き板(ヴィンテージアート加工)
壁〜壁、に取り付けます。
片側の壁が斜めになっていることで、サイズ感や形状を合わせるのはとてもシビアでした。
斜めの壁との取り合いは、現場合わせでの作業です。
オープンスペースはゴミ箱収納、その他多目的に使用できます。
親子引き出しにすることで、カトラリーやお弁当グッズなどの細かな道具の収納にも対応しています。
壁面取付棚板
オリジナルのアイアンブラケットにて固定。
下段のポールにはS字フックでフライパンやレードルを下げて、見せる収納に。
家族構成や空間面積、使い勝手、手持ちの道具など、キッチンは本当に人それぞれです。
そんなキッチンだからこそ、フルオーダーで。