こんにちは。
NEUTRALの山本です。
もうすぐ12月ですね。早くも2018年が見えてきました。
あさって12月1日オープンの小松市のプライベートサロン『Link』さま。
その『Link』さまのオーダー家具を納品させて頂きました。
先日のBLOGプライベートサロン・オーダー家具01の続きとなっております。ぜひ、こちらも合わせてお読みください◎
今回は、ドレッサーとカウンターについてのブログです。
ドレッサー
小さい頃憧れたお姫様。
鏡台でお化粧する母の姿。
ドレッサーには女性のワクワクや美への憧れがつまっています。
ドレッサーに向かうことは、女性だけの特別な時間。
サロンンスペースに通されると、ぽつんと一台のドレッサーがある。
そのドレッサーの姿を美しいものにしたいと思いました。
天板とミラー枠はナラ無垢材オイル仕上げ。
やはり無垢材には、貼りものの家具にはない存在感があります。
脚はアイアン、いぶし・溶接跡を絶妙に残し、鉄がもつ味わいが生きる仕上がりになっています。
鉄=真っ黒、ではありません。
素地はシルバー、焼けば黒皮をまとい、バーナーのいぶし跡も美しいグラデーションを描きます。
両サイドには、アイアンのフックをつけて、ドライヤーなどをひっかけられるようになっています。
家具は見るものではなく、使うもの。
とても人からの距離が近いものです。
遠目からは分からないことですが、実際に空間に置いて、使ってみて、そのディテールから生まれる存在感を初めて感じ取れるのかもしれません。
受付カウンター
入ってすぐの正面に置く受付カウンター。
ナラ突き板を羽目板風に加工。
ちょっとの可愛さと、海外の匂い、でもすっきりとシンプルに…。
女性オーナーさんのご要望を表現したカウンターになったかと思います。
背面側は、パソコンや事務作業ができるようなスペースにしてあります。
棚はA4のファイルやカルテが納まるサイズに設定。
手元を隠しつつも事務作業が出来るようになっています。
背面や内部などの見えない部分は、白ポリという面材で仕上げています。
突き板よりも低価格・塗装不要、という点から、見えない部分の仕上げてをこの白ポリにすることで、コストダウンにもなります。
価格と質のバランス
ドレッサーについて、「やはり無垢材には、貼りものの家具にはない存在感があります。」
と書きました。
もちろんそうです。
でも、はりもの家具が悪い訳ではありません。
店舗のように予算が決まっている場合、
店舗の顔になるような家具や目立つ部分には、材料やつくりに手と予算をかける。
見えない部分や視線が散る部分には、逆のやり方を。
かけるところはかける、抜くところは抜く。
そういう風に全体をプランニングしていくことが出来ます。
住宅についても同じことがいえますよね。
空間全体として家具をプラン二ングすることで、同じ予算をかけてもインテリアの見え方は違ってきます。
住まいや店舗を計画中の方、ぜひお気軽にご相談ください。
hair room Link
12/1オープンです⭐︎