MENTENANCE
家具の取扱いについて
人や植物が生きていくのに食事やお世話が必要なように、無垢材を使用した家具も手入れをしながら使うことで、50年後も100年後もちゃんと使うことができます。手に触れたりして使えば使うほど、そして時間が経てば経つほど人工的には出せない良い風合いが出てきます。
皆様に、NEUTRAL FURNUTURE AND SUPPLY CO.の家具を末永く使って頂きたいと思っていますので、下記の点にご注意いただき、こまめなメンテナンスをしていただけたら幸いです。
木は人間と同じように、空気や水分を吸って吐いて呼吸しています。温度や湿度による水分量の変化が割れや反りの原因になります。
割れ・反りを避けるためにこのようなことに注意してください。
- 過度に乾燥する(エアコンの風が直接あたる、蓄暖の側など)場所は避けましょう。
- 過度な湿気(冷暖房器具・加湿器が直接あたる等)のある場所も避けましょう。
- 熱を持ったものを直に置くのことは避けましょう。
- 長時間、直射日光のあたる場所に置くことは避けましょう。
濡れたものを直接置かないようにしましょう。置く場合は、なるべく速やかに水分を拭き取るようにしましょう。
シミになりやすいです。(オイル塗装の場合)
お客様ご自身で修復する方法としては、サンドペーパーでやすってカンナがけをした後にオイルを塗ります。(自己責任の上で慎重に行ってください)。但し、やする加減が難しく、美しい仕上がりにすることはなかなか難しいものです。あまり気になるようでしたら一旦お引き取りをして、有償にてお直しを承ることも出来ますので、一度ご相談ください。
乾燥する季節には、割れ、反りを防ぐために、たまにオイルを塗って栄養をあげましょう。
保湿することで、家具が喜びます。
下記の手順で、ぜひお試しください。
オイルメンテナンスの方法
- 表面のごみや埃など汚れを取り除く。
- 輪染みや傷がある場合は、サンドペーパーを使用し木目に沿って研磨する。研磨後は水を含ませ硬く絞った布で木くずを取り除く。
- ウエス(要らなくなった布、ボロぎれ)にオイルを含ませ、木目に沿って塗りこむ。
- 別のウエスで余分なオイルを拭き取るように乾拭きする。
- 3時間程度乾燥させる。